名前:アーサー

スコーンの数172個目

撫でる!

……


うし。ほら、来い。

(腕を広げてるアーサーに近付くと、ぎゅ、と抱き締められた。)

…たまに、俺もそういう時あるから分かる。
別に何かあるわけでもねえんだけど……なんか無性に不安で寂しくなる時ってあるよな。
なんつーか…真冬の真夜中に、一人で広い家にいる……みたいな感覚っつーか……

……懐かしいな…ガキの頃はよく、真冬に一人、森ん中で凍えながら夜を越したっけな……。

(ぎゅ…)

………○○は一人じゃないぞ。
寂しくて不安なら、俺がずっとこうしててやる。○○の不安が晴れるまで側に居てやる。

大丈夫だ。俺がいる。