名前:アーサー

スコーンの数172個目

撫でる!

(アーサーとのお出掛け中、突然の大雨に二人で慌ててシャッターの閉まった店の軒下で雨宿りをする事に)


あークソッ、こんな雨降るなんざ聞いてねえぞ…
折角新調した靴で来たのに…

ああ、○○、大丈、ぶ、か……、ッ…………


(目をそらしながら上着を脱ぎ貴女に差し出し)


……これ着とけ。濡れちまったけど中までは水染みて来てねえから……
いいから、遠慮しないで羽織れっつの!ほら!


(ばさ、と肩にかけられた。)


…その、ちゃんと前も閉じろよ…


(貴女が上着のボタンをしっかりと留めたのを確認すると、はあ、とため息をついた)


ったく、今日は運悪いな。ま、ゲリラ豪雨だろうからすぐに止むとは思うが…。
でも、このまま待ってたら○○風邪引いちまいそうだし、車呼ぶか…。


…あの、だな。

……だから、車来るまでは…その、……。

(ぴと、と貴女にくっついた)

…………す、少し肌寒いし、…この位くっついてもいいだろ。か、風邪予防だ、風邪予防。


(ふい、と顔をそらした)