○○っ！


(アーサーが慌てた様子で駆け寄って来た。思わず身構える。)


お前、大丈夫か！？
いや、本田から○○がおかしくなっちまったって泣きながら電話があってだな…
……？……別にいつも通りだよな？

でも本田が嘘言うとは思えねえし…なあ○○、どこか自分で、こう…変だと思う事とかはねえか？大丈夫か？
なんとなく顔が青いような気がするんだが……


(こちらに手を伸ばされて、思わずその手を払う)


えっ、……、

な……なんだよ、どうしたんだ？俺、なにか気に触るような事したか…？
って、えっ、ちょ、おい！な、なんで少しずつ下がってってんだよ！？何か怒ってんのか！？俺はお前を心配してだな……

おいっ、ちょ、なんで逃げるんだよ！？？？おい！！待てって！！おいコラ！！


(あのアーサーとは違うって分かってはいるけど、やっぱりなんか怖くて、トラウマ化してしまったようで…うん……さ、さようなら！！)

(暫くアーサーと鬼ごっこをした。逃げ切りました。)