おやすみのキスが欲しいのか?
……かわいいなあ、××は。本当にもう……!
(ニヤケ面の阿伏兎の顔が近付いてきたと思った刹那、唇に柔らかいものが触れた)
(ぬらぬらした生暖かい感触に驚愕しつつつも、それが阿伏兎の舌であると理解するのには時間はかからなかった)
……っふ、……ん……。
(舌を絡め取られ唾液を吸われる)
(頭が真っ白になりそうな手前で漸く離され、そこには名残惜しそうに銀糸の橋が架かっていた)
……これでいい夢見れそうか?
物足りなかったら言ってもいいんだぞ。
満足するまで何回もしてやるからな。
……おやすみ(ちゅっ)
おやすみのキス