(いつも襲われてばっかな気がするので、襲ってやるなんて絶好のチャンスだ)
(私は続ける事を決意すると、彼の首筋に舌を這わせた)
(阿伏兎の匂いと阿伏兎の味が、私の心音を速くする)



……っん……。



(声が漏れた。色っぽい)
(丹念に首を舐め回していると、ふいに阿伏兎の手が私の腰へとのびてきた
寝込みつづく