…………。

(阿伏兎が俯いて震えている。プレゼントが気に入らなかったのかと問えば、彼は首を横に振った。)


……なんか、嬉しくて。
いい歳なのによォ、なんかもう駄目だなァ。
体力が落ちるだけじゃ厭きたらず、涙腺まで弱くなってらァ。


ありがとうな。こんなおじさんの誕生日祝ってくれて……。

ありがとう。こんなおじさんと一緒にいてくれて……。

(阿伏兎に抱き締められた。力が強すぎて少し苦しい。私も負けじと彼を強く抱き締めるのであった。)


(2/10 Happy Birthday!!)
誕生日4