……もう…駄目なんですね……
…ねぇ…貴方は……最期にわたくしと居られて幸せですか?
わたくしは…最期まで貴方の傍にいたいの…
…手を繋いでも良いですか?
(ぎゅっ)
…ありがとう…
ガリア復興まで間に合わなかったですわね…ガリアが復興したら、貴方と一緒に回りたかったけど…今後悔しても遅いですよね…
でも、後悔なんかよりも、わたくしは「」さんにたくさん幸せを頂きましたわ。
貴方のお陰で、わたくしはここまで変われたのですから…
貴方のお陰で自分の性格を見直す事ができて、貴方のお陰で少し周りの人達とも打ち解けるようになりました。
貴方のお陰で………
貴方のお陰で、わたくしは人を愛するという事を学びました…
………そんな悲しい顔をしないで…ください…
わたくしだって我慢しているというのに…不公平ですわよ…
貴方が先に死ぬなんて…不公平ですわよ…
あっ……
(なでなで…)
…もう…最後の最後までわたくしを甘やかしてくれるの?
…ありがとう……でも…もう大丈夫だから………
貴方に…心配かけさせられないから……
だから…行ってらっしゃい。
本当に、ありがとう……
…………っ!
(手に…力が無くなってきてる……)
……あぁ……
(握り返して欲しくて、強く握っても、もうその手は握り返してくれない)
………あああぁぁ………!!
(私は、この現実をどう向き合ったら良いのか解らず)
ああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!
(『彼が居ない』部屋で泣き叫ぶしかなかった)
看取って