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…好き、でした。

すごく好き、だったんですけど…。

俺なんて、眼中にも入れてもらえませんでした。

よく考えれば当たり前なんですけどね。

あんな美人で素敵な子が、俺みたいな何のとりえもない普通の男を好きになってくれるはずがない。



彼女への気持ちの整理がついてから、今度はちゃんと身の丈に合った恋をしよう、って思ったんです。

…でも、だめでした。

今度はまた、もしかしたらナターリヤちゃんより魅力的かもしれない女の子を、好きになっちゃったんです。

手が届かないの、わかってるのに。

…俺、馬鹿ですよね。
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ナターリヤ好き?