『うっわ…!あああああ!』
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凄まじい音と光と
つーか大体の要素としては主に恐怖で、気絶した俺は
サイレンの音で目が覚めた
『うわぁ何だコレ…』
家…だったものの前には瓦礫の山。山。山。そしてパトカー、消防署、警察と、なんかもう色々と豪華絢爛だ。
目をしばたかせていると
救急隊の人らしき人が話し掛けてきた
『君!!大丈夫か…!?よくアレで無事だったな…まぁなんにせよ無事で良かった。まだ少し騒がしくはしているだろうが、少しそこで休んでいるといい。瓦礫の撤去なんかは我々がやっておくよ。』
しかし不思議なもんだなぁと救急隊員は呟きながら瓦礫の山へ向かって行った。
しばらくして頭が働いてくると、なるほど確かに。
これだけの大惨事に関わらず怪我人が一人も居ない。俺の住んでいたアパートの、住人達も俺と同じようにあちこちで手当を受けているのが目に入る。
おーい