目の前は壊れた家や道路散らかったゴミなどが散乱している
なんだかんだいって独りでどこへ行くかも分からず歩を進める
見るも無残なものも・・・人間の死体やかつて生き物だった肉の塊・・・
自分でも不思議なほど見慣れているどれだけ死体を見ても気持ちが悪くならない
全壊した家に近づくと子供の死体・・・・壊れた家の下敷きになり手だけが出ている
〇〇「・・・・・生きたかったろうに・・・・」
この家族もどんな思いだったろうかもわからないが生きたかっただろうなんとしてでも・・・
親は守りたかっただろう自分の子供を・・・・・
〇〇「・・・・同情する暇もないんだな・・・・エイリアン・・・・」
振り返ればこれでもかと言うほど大胆な服を着、それに比べて似合わない大斧を持った女がいた
???「ふ~ん・・・まさか生きてる人間がいるとはね~それに顔は私の好みね・・・・フフッ・・・」
〇〇「戯れ言などどうでもいいなんの用だ?」
???「あらあら・・・・戯れ言なんて酷いわね・・・・用なんてないけど・・・・」
〇〇「ならば俺の前から姿を消せ邪魔だ」
???「フフッ・・・・怖い怖い・・・顔は好みだけど性格はダメダメね・・・・用があれば居ていいのね
なら・・・・私はあなたをネブレイドするわ。これならいいでしょ・・・・・」
〇〇「・・・・・・降りかかる火の粉ははらう・・・・・相手をしてやる・・・・・」
大剣を取り出した直後エイリアンは大斧を降ってきた
大剣はこれまで受けたことのない痛みに悲鳴をあげるかの如く大きく振動する
〇〇「グッ・・・・・・」
???「どうしたの・・・?もしかして想定外だった・・・・?」
大剣を振り下ろし大斧を持った女と距離をつくる
???「ダメダメ・・・・距離をあけてもこんなことだって出来るんだから!!」
大斧を早く回し衝動波のようなモノを放ってきた
〇〇「なッ!?」
大剣で衝動波を受けとめようとしたが大剣は耐え切れず折れた
再び女が急接近してき
???「Il Fin」(終わりね)
大斧を叩きつけようとしてきたが
???「・・・・・・・え・・・・・?」
〇〇「折れた剣は刃が不規則になる・・・・ハハハッ・・・・・甘く見たな・・・・!」
女の顔に傷跡を付けた
女にとってそれは初めての斬られる痛みそれは相当なものだった
???「キャアアッアアアアアアアアアぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
大斧を落としたが女は思い切っり顔を殴った
〇〇「ガッ・・・・!!」
殴る力は先程の大斧とほぼ同じ痛みだった
???「ユルサナ・・・ィ・・・・・ユルサナイユルサナイ!!!!!!コロシテヤル!!!コロシテヤル!!!」
もう一度拳を握り顔に叩き込もうとした瞬間・・・・
???「フ・・・フフフ・・・・・アハハハ・・・すごいすごい・・・・・初めてよ・・・・私を傷つけた奴はね・・・・」
〇〇「な・・・・なんのはなしだ・・・・殺したければ殺せ・・・・」
???「いいえ・・・・殺さないわ・・・・でも少し痛いかもね・・・・?」
顔を思いっきり引っ掻かれ傷が二つついた
〇〇「・・・・・・なんのつもりだ・・・・?」
???「フフフ・・・・楽しめそうだからよ・・・もしかしてあなたが例のホワイトかしら・・・・?
あなただけは私が殺す何があってもね・・・・・・」
〇〇「ホワイト・・・・それは一体・・・・?」
気が付けば女は目の前から消えていた・・・・
彼女の言っていたホワイトとは・・・・・?
〇〇「・・・・・武器を直さないとな・・・・・」
そうポツリつぶやき再び歩きだした・・・・・・・・・
カクサレタ ゛ノンジツ4