リュウセイ「ほむら!お前、何でこんなことを……っ!?」
ほむら「伊達隆聖。あなたなら分かるはずよね?」
「大切な人たちと離れ離れになる苦しみを……」
「家族の愛情を……!!」
リュウセイ「だからって!悪魔になって世界を改変させてまで……」
「愛の力で、まどかを助けたのかよ!?」
ほむら「そうよ。まどかへの愛があるから助けることができたのよ」
リュウセイ「たしかに大切な人たちの苦しみと家族の愛情はわかる……!」
「けどな!お前のやり方は間違っているッ!そんなのは愛なんかじゃねえ!!」
「行くぜ!ほむら!!お前を元の人間に戻してやるッ!!」
エクセレン「愛の力ってすごいねぇ?」
「悪魔になってでも、世界を改変させるもの」
ほむら「エクセレン・ブロウニング……」
エクセレン「でもね、まどかちゃんの意思を無視した上で助けるのは間違っているの」
「あの子は魔法少女の絶望を救うために神様になったのよ?」
「それも自分の意思で決めたこと……」
ほむら「黙りなさい!あなたにまどかの何がわかるの!?」
「あの子は……!!」
エクセレン「ほむほむ、私たちが教えてあげるわよん?」
「ホントの幸せ……トゥルーなハッピーエンドを!!」
マサキ「な、なんてプラーナだ……!!」
「こいつはヴォルクルスとはワケが違う……!!」
ほむら「安藤正樹……」
「そう。あなたも私の魔力を感じるのね」
マサキ「ほむら!世界を改変させてまで、まどかを救いたかったのか!?」
「てめえの望んだ結果はこれなのか!?」
ほむら「ええ。そうよ」
「あなたには理解できないでしょうね?」
「……いえ、どこかの世界のあなたなら、理解してくれるかもしれないわ」
マサキ「どこかの世界の俺?どういうことだ!?」
ほむら「これ以上何も言うことはない……」
「あなた達とはお別れよ」
マサキ「勝手に話を進めるんじゃねぇっ!!」
「てめえにはまだ人間の心が残っているだろ!?」
「悪魔になる前に、お前を救い出すッ!!」
「行くぞ!サイフィス!!俺達の手であいつの悪魔を振り払ってやるぜッ!!」
アムロ「ほむら、君は……!!」
ほむら「アムロ・レイ……」
「ニュータイプのあなたなら、わかるわね」
「私がこの世界の因果律を……!!」
アムロ「何故そこまでして、世界を改変させる!?」
「彼女のためにだと言いたいのか!?」
ほむら「そうよ。あの子のいない世界なんて、もうたくさんなのよ!!」
「こうまでしないと、会えなくなるのが嫌なのよ!!」
アムロ「それはワガママで自分勝手に過ぎない!!」
「エゴだよそれは!!」
ほむら「それでも私は……私は……ッ!!」
アムロ「この感覚……そうか!葛藤しているのか!」
「自分がまだ悪魔になりきれていないで人間の心が残っているのなら!!」
「たかが悪魔の一人や二人、νガンダムで助け出してやるッ!!」
甲児「ほむら……お前……」
ほむら「兜甲児、あなたは甘いわ」
甲児「何ぃ!?」
ほむら「神にも悪魔にもなれるロボットに乗っているのに、私が悪魔になった……」
「これって何かの皮肉かしら?」
甲児「たしかに俺は甘いかもしれない……」
「でも、この力で目を覚ましてやる!!」
「君は神でも悪魔でもない!!ただの人間だ!!」
竜馬「ただのガキが因果を覆す悪魔になるだと!?」
「お前、正気か!?」
ほむら「流竜馬……あなた何人いるの?」
「心優しい性格を持つ者がいたり、あなたのような野蛮で破天荒な性格もいる……」
「あなたって、はっきりしない存在なの……?」
竜馬「俺が何人いるだろうが関係ねえ!俺は俺だ!!」
「その羽をぶった切って元の人間に戻してやるぜ!!」
ほむら「早瀬浩一……」
浩一「どういうことだよ!?暁美ィっ!?」
「鹿目の奴がせっかく助けてくれたのに、悪魔になる必要なんてないだろ!!」
ほむら「……黙れ」
浩一「お前は鹿目を救うために何度も過去をやり直した!」
「加藤さんや天児さんと同じだ!!」
ほむら「……黙れ!」
浩一「ケド、決定的に違うものがある!!」
ほむら「黙れッ!!」
浩一「正義の味方の存在だァッ!!」
ほむら「黙れって言ってるのがわからないの!?」
浩一「黙らないッ!!」
「俺がお前を救ってみせる!!」
「加藤機関じゃなく、早瀬軍団の軍団長…」
「正義の味方、早瀬浩一としてッ!!」
悪魔ほむらとの戦闘前会話集