お帰り。


(臨也!私の携帯返して!)

ああ、やっぱりこの携帯君のだったんだ。


っていうか酷いなぁ、それじゃ俺が盗ったみたいじゃないか。


(だって携帯ポッケから出してないし・・・)

君さっきかなり急いでたろ?
その時にでも落としたんじゃないかな。


(あ、確かにゴトッて音がしたような・・・
ご、ごめん・・・)


いやいいよ。
俺を知ってる人間ならそれが当然の反応だ。

はい、返すよ。

(ありがとう・・・じゃあ、私はこれで。)





ああ、そうそう。
ま、まさか・・・!