このピンチ…

一発逆転のチャンスにできないだろうか


梓「しかし本陣(部室)は四方を敵に囲まれ、すでに放火されていますけど」

律「空城の計を使うか」

澪「なんだそれは」

紬「あえて城門を開け放ち、戦力がないと敵に見せる。すると敵は追い込んだはずなのに、城門が開いている状態を不気味に感じ、迂闊に攻められなくなるという」

澪「すごいじゃないか!それでいこう!」

唯「でも今はこっちの戦力バレてて火までついてるんだよね」

澪「むむ、こうなったら…」

梓「もはやこれまで。ならばせめて敵に一太刀浴びせてから散りましょうぞ!」

澪「降伏しよう!」

律紬唯「はーい」

梓「な、なんですってー」
ピンチ