はぁ…やっと解禁か。

君がいない間は大変だったんだぞ。

君がいない軽音部、それはまるで――


梓「十七回忌のような静けさでしたね」

律「十七回忌とかまたずいぶんと中途半端なたとえだな…」

梓「静かなんですけど、ここまでくると辛気臭くはないです。むしろ親戚のおじさんたちはその後の飲み会を楽しみにしてますよ」

紬「どういう例えだったの…」

梓「そのときは静かだけど、後の解禁が待ち遠しいという気持ちです。」
俺解禁