夜道が危ないのなら…

夜空を飛んでいけばいいのよねぇ

水銀燈にはそれができるの

すごく羨ましいでしょう?


翠星石「翠星石だって鞄に乗って飛べるですよ」

水銀燈「道具で飛ぶのは人間にだってできることじゃない。私のは自分の身体ひとつで飛べるのよぉ」

翠星石「う…羨ましくなんかねぇですぅ!羨ましくなんかねぇですよ!」

水銀燈「あらそうなの?羨ましいなら抱きかかえて飛んであげようかと思ったのに…」

翠星石「えっ、本当ですか?」 パァ

水銀燈「羨ましいならねぇ」 ニッコリ
(意地っ張りな翠星石は…)

翠星石「羨ましいですぅ!」

水銀燈「ええっ!?あ、そう…じゃあ飛んであげるわぁ…」
(たくましくなったわねぇ…)
水銀燈夜道に気を付けろ