紬「斎藤はいるかしら?」

斎藤『はっ、ここに』

紬「私の方でもなんとか調査をしてみるけど、あなたの力も借りたいの。お願いできないかしら?」

斎藤『紬お嬢様の御命令とあれば喜んで。しかしわざわざ身分を隠し、偽名を使ってまで戦士の真似ごとをなさらずとも…』

紬「実家でお父様のお力に頼っていては人間として成長できないのよ。わかって頂戴。」

斎藤『ははっ、失礼致しました。では私はこれにて。』

紬「ええ、よろしくお願いね。…さて私もまずは聞き込みから始めようかしら」


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王宮タクアン2