名前:レミリア・スカーレットだと思われるお方

もしかしたら66%

紅魔館の吸血鬼

バルコニーに着く頃には、既に試合相手らしき人が美鈴と話をしていた
「あれが私が見つけた格闘自慢よ」
気配でわかったのか、後ろを向かずにレミリアは俺に向けてそう言った
俺は椅子に座りながら美鈴たちのほうを見た
試合相手は、美鈴と同じで姿形は人間そのものだった
だが、明らかに人とは違うものがあった
頭に一角獣のような一本の角があるからだ
「どうも、地底から興味本位で地上に出て私と出会ったらしいわ。それでなかなかにいい目をしてたから今日の試合を誘ってみたのよ。そしたら二つ返事で受けてくれたわ」
聞いていなかったのだがレミリアが話し始めたので、適当に聞いておいた
外ではルールの確認とかが済んだのか、お互いに距離をとった
「そろそろ始まるわね」
そして、美鈴は一発の弾を空に向けて撃った
あれが弾ければ始まりの合図だろう

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レミリアと美鈴のある1日2