名前:ミスティア・ローレライ
焼いた鰻の数106本
鰻一本
――キィ……
「○○?……寝てるよね?」
試しに小さく呼びかけてみるが、反応は無い。
彼の部屋は暗いままだ。
――つんつん
「ふふ♪寝てる」
彼の寝顔を覗く。
すやすやと、無防備で安らかだ。
こんな日だから、いいよね。
顔にかかった髪を避ける。
「えいっ!」
彼のベッドの中は、とても温かかった。
柔らかい匂いがする。
彼の匂いと温もりに包まれている。
……とてもドキドキした。
○○。
私が初めて恋をした人。
初めて私を愛してくれた人。
これからも、たくさん私を愛してください。
私も貴方を精一杯愛します。
「……なんてね。ふふ。」
望みすぎかなぁ。
それでも、良いよね。
「○○、大好き……」
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バレンタインイベント9