唯一とも言っていいような友人を殺害した動機について少年は、
取調べのときにこのように述べたそうだ。





「僕はあいつの特別になりたかったんです。
表面だけの変化を伴う不安定な関係より、あいつを殺したという事実は永久に変わらない、僕にはそれが魅力的だったのです。
あいつは俺に殺された、俺はあいつを殺した、その事実は誰も変えようが無く永遠に残るのです。
俺はこれ以上の特別なんて無いと思った。そして人殺しの肩書きを背負ったまま生きるのも悪くない気がした。
なんたって俺が殺したのは他でもないあいつなんだから、俺はその事実と思い出だけでもう生きられるんです。
あいつを殺したときの感触を忘れちゃいけないと思った。
僕はあいつを愛している。」



『性的な関係を持ちたいと思っていたということか?』



「それは、どうだろう。
何かもっと違う次元です。
あんたには分かんないだろうけど。」



『共に生きたいとは思わなかったのか?』



「俺は砂漠なんです。
そしてあいつは花なんです。
あいつがたった一輪で俺と共に生きようなんて、無理な話だろ?」












(BAD END)


















(信二が起こした事件の裏話、というか初期設定が見たい方は

○○○○さん事件

と話しかけてくれると見れます。

※画像がちょっと怖いので注意してください。)

今日の特集!友人殺しの真相を暴く!