信二「ははは!
かつて愚かな臣民どもは、勇者という響きだけで
その身を震わせ、畏れ敬い、崇め奉ったものさ!
馬鹿馬鹿しい。それはつまり責任の放棄に相違ない。
勇者を名乗る者が居れば誰でもよかったのだ。
皆自分の身が可愛いのだ!

ああ愚かなジャレッドよ。お前もそんな奴等のために
その身を削る必要など無いというのに…(低い声)」

勇者