最近は本当に友達だと思われてるのかも
疑わしくなってくるぐらいで…。

そう胸の内を明かすと
塁は微笑ましそうに言った。


「あー、ナルホド。

信ちゃん小心者だから、なんていうか、
他人に甘えるのも
怖がってるところがあるのよね。
だから君にも弱味を見せまいと
頑張ってるのかも。

…ふっふーん。
じゃあ塁姉さんが協力してあげよう!

(ガサガサ)

…っじゃーん!スナオニナール!」



塁がなにやら怪しい小瓶を取り出した。


「これはスナオニナールっていう薬よ。
これを飲んだ人間は本音しか言えなくなるの!
ツンデレ信ちゃんにぴったりね!」



なんでそんなん持ってるんすか!


「大人の事情よ!

これを信ちゃんのジュースに混ぜて
飲ませちゃおうよ。
きっと君にもデレッデレになるわよ。
どう?いい案でしょ?」


さっすが塁姉!あとパフパフして!

鮭3