もー、こんな暴れて…

アカンやろ!

《布団をばさーっとめくった》

§(現れたのは猫ではなく、肌色の体と謙也の見知った顔だった)…あの、その……ひ、久しぶり…。
§(窓まであと少しという所で突然体が膨らむのを感じ、とっさに布団の中へ飛び込む)