《それは謙也からのラブレターでした》

「出会った時から、好きやった」

「自分付きのメイドにしたのも、傍に居て欲しかったから」

「好きや、愛してる」

「もし、同じ気持ちでおってくれるなら」

「明日の夜の12時に俺の部屋に来て欲しい」

「俺のこと、何とも思ってないならゴメン」

「この手紙のこと忘れてな」

「待ってるから」

×明日になり、指定された時間に部屋の扉をノックする
×指定の時刻に部屋の前まで行くが、ノックする勇気がなく立ち尽くす
×謙也様…ずっと、お慕いしています。…どうか、素敵なご令嬢と幸せに。私は…このお手紙だけで、もう十分…(自室で12時を迎える)
×受け取った手紙を読む