ふふ、怖いわよ～

若い男性四人ほどが、100階建ての超高層ホテルに泊まったそうよ

偶然な事に、その男性らの部屋は100階だったんやって

夜になり、「よし、めし食いに行くか」

という事になり、一階までおりて夕飯を食べに行った…

食べ終わりホテルへ戻ると、エレベーターが故障のため全て止まってたらしいわ

すぐ直るかと四人はロビーのソファで少し待っていたが、どうも直りそうもないから…

筋トレも兼ね、階段で行くかって事になった…そして四人は階段を昇り始めたの

ちょうど五十階まできたところで

「ただのぼるだけじゃヒマだから、一階のぼるごとに怖い話をしていこう」と案が出た

そうする事にして、怖い話をしながら、ついに九十九階まできたの…あと一階ね！

「よし、俺が超とっておきの話をしよう。めちゃくちゃ怖い話だぞ。もしかしたらトラウマになるかもしれん………よく聞きや」

そこまで怖い話なのかって、三人は期待に期待した

……彼は言った

「一階のロビーに部屋の鍵を忘れた」

ちょっとありがちだったかしら？