……何か辛いことがあったの?
なんて、野暮なことは聞かない方がいいか。
君は強い人だから、あまりこうやって人に弱い部分を見せたりしないものね。

僕もさ、こうやって班長とかよく任せてもらってるけど、本当は全然向いていないと思うし、巨人と戦うのも怖くてたまらないよ。

でも、それでも僕がここにいるのは、きっと君やジャン、大勢の仲間が居てくれるからだと思う。

君は、一人じゃないんだ。
辛いことがあっても話を聞いてくれる友人もいるし、協力してくれる仲間もいる。
だから、たまにはこうやって自分の気持ちに正直になることも必要だと思うよ。

…いつも頑張ってて偉いね、○○は。
何かあったら僕に相談してね?
親友、だろ?僕たちさ。


(優しく頭を撫でられた)
開拓地に戻りたい