(ぴくっ)

ぎっ……

……。

…あははは、私もまだまだ青いからね。


でもいいの。
私は大物になんてならなくてもいい。小物が私にはお似合いなのよ。
何故なら、大物になっちゃったらまた背負うものが増えてしまうから…。
これ以上の業は抱えられないね。
…私の背中はそんなに大きくないのよ…ふっ。


……ふふっ、どうよー、あんたの安っぽい挑発に乗るような小物じゃないってことを証明しちゃったよー?
これぞまさに超大物!眠れる獅子って感じだね!…兎だけど。
やーい、小物