★ チビって言う名前の猫を飼っていました。
元は野良の猫だったのが住み着いたタイプだから、基本的には放し飼いだったんです。あの子は広い所で遊ぶのが大好きな性格だったから。

今日、俺が学校から帰ってきた後、エサの時間なのに中々戻ってこないから心配になって自転車で探しに行ってみました。
そしたら、家の近くの大通りの脇で、死んでいる猫が見えたんです。
凄く嫌な予感がして、冷や汗も吹き出てきて、不謹慎だけど別の猫でありますようにって強く祈りながら、近くへ寄って見ました。

でも、チビでした。
俺が学校に行ってる間に、車にひかれて死んじゃった。
直視できないくらい原型を留めてなくて、顔も潰れて面影も感じないのに。
右手の肉球が黒いっていう特徴を知っている俺だから、分かってしまいました。

触れることすら躊躇われたし、逃げ出したかったけど、大好きだった俺のチビだから。
だから、泣きながら自転車の前かごに入れて、家に帰って埋めてあげました。

涙がまだ止まりません。
こんなことになるなら、家の中で飼ってあげていれば良かった。
今日は微熱があったから、無理せず学校休んで、チビと遊んでいれば良かった。
いくらでも溢れてくる後悔と、大切なものを無くした悲しみで、頭がおかしくなりそうです。

ごめんなさい。こんな拍手を送っても、困らせてしまうだけだとは分かっていました。
お返事は無理しないで構いません。抵抗があるなら、載せなくても問題ないです。

きっと、誰かに聞いてもらうことで、少しは前に進めるようになるかなっていう、単なる俺のエゴなんです。

長文、本当にごめんなさい。
いつまでも泣いてはいられませんね。

読んでくれて、ありがとうございました。

…お気の毒にね。
あんたの気持ち、お察しするわ…。

私も何度も経験してるからよくわかるの。
あの時ああしてあげればよかった、もっと可愛がってあげればよかった…どうして私は気付いてあげられなかったんだって。
それこそ、今も悔やまないことはないくらいにね。


…泣いてられないなんて、強がらなくていいの。
溜め込むのが一番身体に悪いんだからさ。
ほんの少しの間だけ、たくさん泣いたらいいよ。

私でよければいくらでも聞くわよ？
苦しい胸のうち、全部吐き出しちゃお？
今はそれがあんたにとって一番必要なことだと思うからさ…。