★ 幸運の壷っていくらするの?てゐ
「おーっと、幸運の壷に興味津々って顔してるわね!
あの壷は特別製でね?本来ならオトナのレートで"100本"ってところだけど…
今回は特別に10本にまけておくわ。」
鈴仙
「こらこら…。
てゐ、あなたまだそんなことやってるの?」てゐ
「もー、いいじゃないのー、これが唯一の楽しみなんだからさー。」
鈴仙
「よくないわよ。
…ところで、あの壷ってどうやって用意してるの?」てゐ
「そんなの決まってるじゃないのー。
里の骨董屋の見切り品を適当に見繕って……あ。」
鈴仙
「…そんなとこだろうと思ったわ。
○○さん、騙されちゃダメですよ。」★ てゐちゃん、最近ちび達の中に女の子にセクハラばっかしてる男の子がいるんだ。
いったい誰を見てこう育ってしまったんだ…全く心当たりがねぇぜ…てゐ
「白々しいわね!あんたしかいないわよ、この変態っ!
だからちび達の前で変なことするなってあれほど言ったじゃないのっ!」
鈴仙
「こほん。
○○さん、ちょっといいですか?
そういうのは遊びにならないんですよ?」てゐ
「そーよそーよ!
訴えられてもおかしくないんだからね!
鈴仙、もっと言ってあげてよっ!」
鈴仙
「まぁどうせてゐの自業自得なんでしょうけど…」てゐ
「ちょっ、自業自得ってどーいう意味よっ!
そりゃ確かに仕返しされるような悪戯はいっぱい覚えがあるけど…
だ、だからってセクハラは許されないでしょっ!」
鈴仙
「そうね…。
○○さん、される方の身になってもう一度よく考えてみてくださいね?」てゐ
「…あー、だめよ鈴仙。
こいつの場合、されたら喜ぶだけから。」
鈴仙
「…えっ!?」★ てゐに足りないのは謙虚さ、白さ、胸だろ
速さが足りないとは言わないがてゐ
「あーん?何を言ってるのかなぁー?
私は自他とも認める謙虚なうさぎさんよ?」
鈴仙
「そーいうところが謙虚じゃないっていうのよ。」てゐ
「おまけに一点の穢れもない、純白兎!
人は私をピュアホワイトラビットと呼ぶわ!」
鈴仙
「へー、そーですかぁー。」てゐ
「…まぁ、胸は確かにボリューム不足だけどさ。」
鈴仙
「あ、そこは認めるんだ。」てゐ
「…だってしょーがないじゃん。
それに○○だって足りないとは言ってるけど、全く無いとは言ってないし…。」
★ …………………は!いけね、鈴仙に見とれてた…鈴仙
「えっ…も、もう、困っちゃいますよぉー。
○○さんって本当にお上手ですよね。」てゐ
「……○○、いいこと教えてあげよっか?
鈴仙を見つめると狂気の瞳の頭が狂うわよ?
見つめるのなら地上の兎をオススメするわ。」
鈴仙
「な、何よそれ。
別にいつも能力使ってるわけじゃないんだから大丈夫に決まってるでしょ。」てゐ
「いーのっ!
そーいうことにしときなさいっ!」
鈴仙
「な、何よそれ…。
へんなてゐね…。」★ やはり鈴仙は可愛かった。
仕事サボって拍手を送ればよかった……鈴仙
「あ、あはは、そうですか?
ありがとうございます。
でもお仕事サボっちゃダメですよ?
怒られちゃったら申し訳ないですし…。」てゐ
「……(じとー)」
鈴仙
「…。
そ、それに私もてゐに怒られちゃいますしねー。」てゐ
「ふんっ、○○ったら…
いっつも鈴仙にはいい顔しちゃって…。」
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