てゐ
「じゃ、もうここからは一人でも大丈夫よね。
お母さんに会ってきなさい。

…もう竹林に一人で近寄っちゃ駄目だよ?」


少年
「え~~~っ!
せっかくここまで来たんだし、一緒に行こうよー!」



てゐ
「だーめ。
ここまで来たら自分で行きなさい。

私は正義のヒーローだから人前には出れないの。
あんたも私の正体をばらしちゃだめだよー?」


少年
「そんなこと言わないでよぉー…

お母さん、ぜったい怒ってるもん。
叱られちゃうよー…ぐすっ」



てゐ
「あっ、あーもう…泣かないの。
さっき泣かないって約束したばっかりじゃないの。

…うーん、しょうがないわね。
この○○が一緒に行ってくれるって!
よかったねー!」


「おい」
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