※あなたは隠れて見ているてゐの方を指差して言った。
が、母親と目が合ったのか、てゐはすぐさま顔を引っ込めてしまった。



少年
「うん、本当はね、うさぎのおねーちゃんが助けてくれたの。

おねーちゃーん!
ねー!こっち見てー!」



母親
「……!

あの耳…まさか妖怪!?
大丈夫!?何かされなかった!?」



少年
「?
ど…どうしたの、お母さん。」



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