名前:西行寺 幽々子

189面ボス   (8でショートカット説明書)

餌を与える

お茶をお持ちしました

ありがとう妖夢
ちょうど今お花見の話をしていたところよ

いや、まったくしていない
俺が外の世界に帰った話だったはずだ
しかし幽々子はそのまま花見の話を開始した


お花見ですか
今年は沢山来ましたね
思えば少し前は人なんて殆ど来なかったんですけど
冥界も変わりましたよね


そもそもどこかの巫女とか魔法使いとかメイドが強引に入ってきちゃったからね
あれのせいで未だに冥界の結界が壊れたままよ
お陰でたまに幽霊が逃げるし
管理人としては早く何とかしてもらいたいわ
まあ、お花見が賑やかになったのは嬉しいけれどね

地霊殿のお燐さんにまで手伝ってもらう位賑やかでしたね
準備が大変でしたけど、とても楽しかったです


確かに準備は大変だった
唯一の生きている男ということで、それはそれは沢山の力仕事をさせられた
我ながらよくあれだけの仕事が出来たものだ、と今では自分に感心すらしてしまう


そういえば、貴方は良い人は見付かったの?
封書を配る名目で沢山の女の子と話せたのだもの
さぞ沢山出来たわよね
特にあの食べれなかった道士様なんて満更でもなかったではないの♪

あれは何故か勘違いされただけだ
そういえば、あれから誤解も解かないまま暫く経ってしまっているが、大丈夫だろうか
…というより、何故幽々子がそれを知っているのだろうか


私は何でも知っているのよ
貴方のスリーサイズだってね
ふふ♪

それは怖い
ところで、怖いといえばあの花見には幽々子の天敵の一人であるキョンシー、芳香が参加していた
あの時は幽々子には目もくれず一心不乱に皿や箸を食べていたが
あの勢いだと、結局どのくらい食べたのだろうか


お皿…ですか?
ああ…そうですね…
それはもう沢山ですよ…
数えたくありません…


でもお陰でお皿が一新されたわね
お皿の種類に統一性がないのが少し怖いけど
壁抜けが出来るみたいだしねえ

それでも…全然足りないんですよ…全然…

妖夢の目が段々死んでいっている
この兆候はまずい
今の目は辻斬りと紙一重の雰囲気の、非常に危ない目だ
俺は話の変えるべく、先程名前の挙がった燐の名前を出した




お化け屋敷
おもひでドロドロ09