何しに来たのよ
結婚式の話なら、音沙汰がまるでないからてっきりうちではなくなったのかと思ったけどあ、そういえば何も言ってなかったわね
結婚式については博麗神社の巫女さんに頼むことになったわ
それは良かったわ
私がやってもグダグダになりそうだったしね
それで何の用?ちょっとデートにね
それと、彼…彼が私の婿となるのだけれど、彼がそれによって幻想郷に永住するかもしれないから、少々幻想郷の案内をしようとね
なるほど
でもうちに来たって面白そうなものはないと思うけど
レミィのところに行ったら?そっちこそ面白そうなものはなさそうだけれど
あの吸血鬼はからかい甲斐があるから私個人としては面白いけれど、デートには向かないでしょう
それよりは図書館かなと
…そのうち咲夜に刺されるわよ
まあ良いわ
本なら適当に読んでもらって構わないわ
持ってさえいかなければ
咲夜お呼びですか?お客さんにお茶を淹れて頂戴分かりました
どうぞあら、わざわざ悪いわねー
あら、こんにちは
パチュリー様にご用件ですか?デートに来たらしいわそうなんですか
図書館デートとは、なかなか上級者向けをいきますね
あ、でしたらこんな本なんかいかがでしょうか?
トイレならそちらにあります小悪魔はそう言って一冊の本…にしては妙に薄い本を手渡してきた
既に表紙からして内容が分かるへー…
ちなみにこんな感じの本はどこにあるのかしら?
あっちの本棚に纏まって保管されてますね
パチュリー様と私の秘蔵本なんで、実用性は保証しますよ私は関係ないわ
小悪魔がどこかから買い漁ってきたのよ
私も初めて見たときは驚いたわ
でも、本泥棒対策には丁度良いかなとあの子としては、むしろこっちの本の方が好都合かもしれないけれど
年頃だし
まあ良いわ
それでは早速そこの本のところにいきましょう♪
そう言って幽々子は貴方の背中を押しながら目的の本棚に貴方を連れて行ったそして程なくして、男女の嬌声が図書館中に響き渡ったとか…何してるのよ、こあそういう展開にならないかなあと貴女は少しそういった煩悩を捨てなさい移動する