あら、幽々子じゃない
一体ここに何の用なの?移動中に幽々子に聞いていた貴方は疑問に思った
ここは霧雨魔法店
霧雨魔理沙が経営している店であると
しかし、そこに店主である魔理沙は存在せず、何故かアリスがいたそれは私の台詞なのだけれど
相変わらずお熱いわねー
貴方と違い幽々子は何の疑問も持たなかったのか、アリスに対しそう言ったそ、そんなわけないじゃないの!
それより何の用?
男と一緒にデートのつもり?あら分かる?
流石、恋する少女はそういうものを分かってしまうのねー
妖夢も見習って欲しいわー
…喧嘩を売ってるの?いやいやまさか
それよりも、ここの主人はどこに行ったの?
魔理沙ならさっき図書館に行くって言ってたわよ
店番を私に任せてねなるほど
だから貴女がここにいるのね
まあいなかったらいないで良いわ
私は彼の案内をしているだけだし
案内って?
そういえばその人って前に花見にいた人よね?
何かあったの?話せば長くなるのよ
それこそ、イベント10個以上の話がね
何よそれ…さて、貴方
ここが霧雨魔法店
何でも屋らしいけれど、あんまり仕事をしているところを見たことがないわね
まあ、何かあったら頼んでみたらどうかしら?
私や妖夢で出来ないことも、彼女達なら何とかしてくれるかもしれないわ
彼女達は魔女だしね
何で私も含まれてるのよあれ、違うの?
てっきり夫婦で経営してるのだとばかり
だから私と魔理沙はそんな関係じゃないってば!おおお熱いお熱い
私達も負けていられないわねー♪
そう言うと幽々子は貴方の首に腕を回し、上目遣いでキスをする仕草をしてきたた、ただいま魔理沙!
貴女はそうやって私を置いて…
じゃなくて!
幽々子が来たんだから応対しなさいよ!何故か赤面している魔理沙はアリスの文句を聞き入れる風もなく、何だ、来たのか幽々子
悪いが今日は店じまいだぜ
アリスもお疲れさん
今日はもう帰ってくれと言うと、貴方と幽々子、アリスさえも店の外に追い出し、扉に鍵を掛けてしまったちょっ!?
何でこんな扱いされなきゃなんないのよ!
ちょっと魔理沙!
開けなさいよ!アリスが扉をドンドンと叩くが、中からは何の反応もないまあまあ
あの子だって一人になりたい時があるのだし、そっとしておきましょうよ
貴方、帰りましょうか
幽々子はそう言って貴方の手を取ったあ、そうそう
実はあの子はね…
…!
え、え、え!?ふふ♪
さて、移動しましょうか♪
幽々子がアリスに囁いた言葉は、貴方には聞こえなかった移動する