いやー
なかなか疲れるのねー、これ
披露宴は幽々子の余興を最後に終わり、既に招待客は皆帰った後だった
片付けは明日するとのことで、手伝ってくれる要員も今日はもうお休みだ
幽々子は貴方とお酒を酌み交わしていた
と言っても、幽々子は飲んでいないが
どうやらもう限界らしいさて、結婚式も無事終わったことだし、次にやることは決まってるわよねー♪
布団ならもう準備出来ているわよ
確かに酔っているようだ
いきなりそんな誘いをしてくる幽々子
心なしか、いつもよりテンションも高く感じる
これもやはりお酒に酔っているからなのだろうか
その時不意に幽々子が貴方に抱き付く
その感じに貴方は違和感を覚える
これもまたお酒のせいか、幽々子の体温が暖かく感じた
そして…鼓動あら、どうしたの?
そんな驚いた顔をして
どうせ驚くのであれば、亡霊の時に驚いて欲しかったわー
幽々子がむすっとした顔でそう言う
亡霊の時に…ということは、やはりそうなのだろう
今の幽々子は…貴方は知っていると思うけれど、私は我儘なのよ
欲しいものは手に入れたい
もっとも、何をどうしたかまでは知らないのだけれどね
私は最後の引き金を引いただけ
その結果、今日こうして貴方と同じでいられるのよ
そう言うと、幽々子は貴方の身体を慈しむように撫でまわした本当なら…このままずっといれれば良いのだけれど…
それは流石に無理らしいわ
お節介焼きの心配性がいるからね
もって2年らしいわ
でも2年もあれば…きっと充分
貴方と同じ時を過ごすことが出来なくても、貴方との愛の結晶を授かることが出来る
そして人間なら…その子はきっとこんな苦労を知らなくて済む
幽々子の手は貴方の身体を撫で回すのを止め、徐々に上へと上がっていく
そして貴方の顔でその動きを止めると…
そのキスは、今までで一番長かったように感じられたこれからは…夫婦ではなく、家族として…3人か4人か分からないけれど、歩んでいきましょう
これからも、ずっと…宜しくね
了