名前:西行寺 幽々子

189面ボス   (8でショートカット説明書)

餌を与える

さて、余興もいよいよクライマックスと言ったところかしらね

みんな楽しんでるところ悪いんだけど、次が最後の余興よ
幽々子率いる幻想郷楽団による演奏ね
それじゃどうぞ


それでは貴方
行ってくるわ

幽々子は貴方にそう告げると、西行妖の前にある舞台へと歩みだした
そこには既に何人かが集まっており、幽々子で最後のようだ
メンバーは…
幽々子、紫、白蓮、永琳、神奈子、こころ、ルナサ、メルラン、リリカ、ミスティア、響子
あとは知らない者だが、どうやら雷鼓、弁々、八橋という名前らしい
随分と大人数だ


さて、それでは私達幻想郷楽団による演奏
心よりご堪能下さいませ♪

幽々子が話し終わると、途端に静寂に包まれる会場内
いつ始まるのかという期待の中、リリカのキーボードがまず静寂を破る
それが合図だったかのように、次々と様々な楽器から様々な音楽が流れ始める
そして音楽に合わせて歌う鳥獣伎楽+幽々子と、踊る幽々子+その他
楽器の種類に統一性がない上に、ボーカルがパンクロックの歌い手だ
正直不安しかないはずだったその楽団は、全員で力を合わせて見事に一つの音楽を作り上げた
そこには感動以外の感情が生まれる余地はなく、会場を感嘆で包み込んだ


暫くその美しさに見とれていると、音楽は最後のサビに入ろうとしていた
若干穏やかな曲調となったことから察するに、恐らく次が最高に盛り上がる場面なのだろう
それを期待して眺めていると、突如幽々子が浮き始めた
その後ろには西行妖
幽々子と西行妖の上部が完全に重なったところで異変が起こる
幽々子が手に持っていた扇子を高々と掲げた時、西行妖が咲いたのだ
いや、西行妖だけではない
周りの桜の樹も、西行妖に呼応するかのように力強く咲いている
その光景に湧き上がる歓声
一部ではその感動に耐えられなかったのか、西行妖に近付く者さえ現れた
それは妖忌だった
しかしながら、妖忌のその動きはいつの間にか現れた妖夢によって止められ、何故か剣を交え始める
明らかにおかしな場面なのだが、音楽の中で剣を交えあうその様はさながら剣舞のようにも見えた

やがて桜は散り始める
散った桜は蝶となり、会場を埋め尽くさん勢いで力強く羽ばたいていた

気が付くと演奏は終了していた
その圧倒的な演奏と演出に、暫く会場は静寂が支配していたが、やがてどこからともなく拍手が巻き起こった
幽々子はここからでも分かる程汗をかきながらも、拝聴者に向けてお辞儀をし、自分の席へと戻っていった




次へ
ライヴズ余興02