さて、それでは私が種も仕掛けもない手品を見せましょうか…その後ろにいる二人は?
いないことにして頂戴分かったわ
まずは挨拶代わりから
今、全てのテーブルの上に植木鉢があるわよねええ、あるわね
いつの間にか置かれていたわ
むしろもうこれが手品な気がするのだけれど
はい咲夜の合図とともに、植木鉢から花が咲くおお
仕掛けが分かっているから感動が薄いけれど、実際に見てみると凄いわね
一瞬で咲いたように見えたわ
そこは仕掛けが分からない風を装って、純粋な心で楽しんでもらいたいわそれは純粋な心と言えるのかさて、次はテーブルワインに細工でもしようかしら
貴女の準備した安物ワインを、熟成ワインに変えるわ安物でもないのだけれど
まあ、ワインの味はいまいち分からないから、美味しくして頂けるのであれば嬉しいわ
それでは、はい
開けてみて頂戴はいはい
…うーん
これ、変わってるの?
1000年位寝かせたからね…大丈夫なの、それ
とにかく飲んでみて頂戴
お嬢様はいつも美味しく飲まれていらっしゃるから大丈夫よ吸血鬼と一緒にされても…
まあ、私は亡霊だから大丈夫だけれど
…
(コクッ)
ん、これは…
まったりとして、コクの中に育まれる大いなる芳醇
あっさりとしていると見せかけてキレが鋭い
まさに味のアンノウンえっくs
分からないのねまあ、変わったのは分かったわ
私がもう少しワインに詳しければ良かったわね
ワインについては全て変えさせてもらったから、良かったら後で飲んで頂戴あら、ありがとう
これを機にワインに詳しくなってみるわ
これで紅魔館での宴会も完璧ね
紅魔館に無闇に来ないように分かってるわー
それでは私の余興はこれで終わり
戻らせてもらうわ次へ