名前:西行寺 幽々子

189面ボス   (8でショートカット説明書)

餌を与える

ひっく…ぐず…うう…

妖夢
泣くのをやめなさい
泣いたら彼が出発しにくくなるでしょう

ごめんなざい…ひっく…

白玉楼の玄関で、俺は妖夢…そして幽々子と最後の話をしていた
そこから少し離れたところで、紫がスキマを開けて待っている
あそこに入れば…もう戻ることはない


それではそろそろお別れね
もう二度と会うこともないでしょう
貴方は外の世界に戻って貴方の道を行きなさい
ここには貴方の道はないのだから
元気でね

今まで…ひっく…お世話になりました…ぐず…

別れを惜しむ妖夢とは対照的に、あっさりとした口調で別れを告げる幽々子
俺は彼女から何とも思われていなかったのだろうか…?
そんな彼女に、俺は声を大にしてあることを言った


え…



そう…

帰りたくなかった
だからその気持ちを伝えた
例えその後に紫から怒られようと構わない
ここにいられさえすれば…

幽々子の顔が険しくなったのが分かった
その顔は、クリスマスの時に思い出を汚されたと怒っていた、あの時の表情に酷似していた
幽々子は本気で怒っている
そう思っていた時、幽々子は持っている扇を振り上げた
それに遅れて光が続き、俺の身体を包み込む
俺の意識はそこで途切れた




その後
別れ路05