あら、貴方
樹の手入れ？

手伝ってもらってるんですよ

働くことは良いことだわ
働かざるものはご飯が食べられないしね
少し見せてもらっても良いかしら？

ええどうぞ



そうです
そこを切って…
あ、それは切らなくて良いです

へー…
なかなか上手ねー
もううちの庭師として生きてみる？
そうすれば妖夢もなんちゃって剣術指南役に専念出来るし

なんちゃってってなんですか！？

だって剣術指南なんて殆どしていないではないの

やろうとすると幽々子様いなくなるじゃないですか！
何なら今からやりますよ！

あ…急にお腹が…
つわりかしら

ほらそうやってごまかして！

まあしなくても問題ないわー
私は剣を使わないし
扇子で充分よ

扇子で戦うのもどうかと思いますけど…

あ、すみません
手が止まってましたね
引き続きやっていきましょう
今度はこの樹をお願いします

さて、そろそろ仕事に戻ろうかしらね
お兄ちゃん、妹をよろしくね

い、妹じゃないです！

ふふ♪
そう見えてしまったからついね
それでは頼むわー




もう…
そ、それじゃやりましょうか
えと…お、お兄ちゃん

わ、笑わないで下さい！
私なりに空気を読んだんです！
凄い恥ずかしいんですから！