ねえ、貴方
デートしましょうよ

幽々子は唐突に貴方にそう言ってデートの提案をした

何を急にって顔をしているわね
デートという言い方が悪かったのかしら
ほら、貴方がいつまでここにいるのかは知らないけれど、私の心遣いを無視してここに残ることを選択したでしょう
私の元で一緒に過ごすと
だから、一度幻想郷の案内をしておこうかと思ってね
それと一緒にデートもしてしまおうと言う、私のナイスな考えよ

貴方は過去、幽々子との一線を越えた
それには様々な壁や想いがあったのだが、貴方はそれらを越えて幽々子と一緒にいることを選択した
その証明というわけではないが、近々結婚式も控えている
その様な状況だからこそ、一度幻想郷の全容を把握させておきたい
幽々子はそう考えたのであろう
デートが本命なのかもしれないが
さて、この提案について貴方は…


デートに行く
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