早く…早く…!
あと少しで夕陽が沈む
そうすれば夜
私のお団子!
来た…!
ついに夜よ!
勝った! 妖々夢完!
やるわね妖夢
ここで敢えて焦らすことで、より一層お団子への期待を膨らませるなんて
しかしそれは諸刃の剣
よほどの自信がなければ大体期待はずれで終わってしまう
…今回は相当のお団子ということね
私のお団子がなかったことになるわけがないわ…
逆に考えるのよ
「お団子なんてなくてもいいじゃないか」と…
…そんなのあんまりよおおおお!
大きなお団子が飛んだり跳ねたりしている…
ふふふふ…大きい
幽霊かしら?
いや違う、違うわ
幽霊はもっと、フワァって動くものね
ああ、霊の世界に団子が満ちる…
待ち団子来ず