名前:西行寺 幽々子

189面ボス   (8でショートカット説明書)

餌を与える

ぷはあっ!
も…もう分かりましたから…とりあえず落ち着いて下さい…

それならOKということでよろしいのですね♪

よろしくないです
最近の貴女は少々おかしいですよ
やはりそこの人間のせいですか?

そう言って俺を睨みつけてくる
幽々子もそうだが、地の文担当の俺をみんな見すぎじゃないのか?
河童の光学迷彩が全然役にたってないじゃないか

まあ彼が原因かもしれませんわね…
彼が来てから、私は自分がいかに愛に飢えているのかを知りましたし
そして…貴女へのこの想いもその時に気付きましたし…
(ぽっ)

し、しかしですよ
性別の問題はさておき、私は閻魔なのです
私がいかに多忙なのかは承知でしょう?
私と一緒になっても録に会話すら出来ませんよ

段々と押されていく映姫
心なしか頬も紅く染まっている
これは本当に落としてしまうかもしれない

そんなの問題ありませんわ
私は貴女と少ない時間でも一緒にいられたら…それだけで…
(ぎゅっ)

や、やめてください
そんなことをされたら…私は…

お願いします
私に貴女の半生を背負わせて下さい
もし良いのなら…今度は閻魔様…いえ、映姫様から口づけを…
(じっ…)

う…あ…

ここで口づけをするということは、すなわちOKだということ
閻魔である自分がそんなことを出来るはずがない
でも…
突然の告白から、映姫の心は完全に揺れ動いていた
閻魔として断るか、一人の女として彼女の愛を受け止めるか
彼女の葛藤は激しかった

私の心を知った風に代弁しないでください


その答えはいかに?
白黒明解その3