紫ー♪
駄目
えー
まだ何も言ってないわー
いきなり断るなんて酷いわー
どうせ、「外の世界に行きたい」とかでしょう?
行くのは良いのだけれど、貴女一人だと心配で仕方がないのよ
またミステリースポットとか行って無駄に人を懐柔して帰って来るのが目に見えるし
流石にそんなことはしていないわよ
亡霊の私がミステリースポットでやることなんて一つでしょう?
タラシの貴女がすることは確かに一つでしょうね
酷いわ!
このスキマ妖怪!
悪口になってないわよ
まあ、外に行きたいと言おうとしたのは本当よ
でも今回は一人ではないわ
彼も連れて行くわ
所謂デートってものよ♪
彼も大変ね
こんな亡霊に気に入られたばかりに
ふふふ♪
それで答えはどうなのかしら?
条件があるわ
何かしら?
私への無茶振りを即座にやめること
…!
そ、そんな…!
わ…分かったわ…
ぐっ…
何でそんなに悔しそうなのよ
そして何で泣いてるのよ
だって…これがなくなったら…
星のさいぎょーじの存続が…
ランダムアンサー一つ変えるだけで大袈裟ね
それでは頼んだわよ
紫との交渉