名前:西行寺 幽々子

189面ボス   (8でショートカット説明書)

餌を与える

(ばりばり)
これもなかなか美味いなー
おかわりー


芳香、食べるのは良いのですけれどそれは皿ですよ

あ、ほんとだ
随分美味しい皿だなー
(ばりばり)


まだ料理があるのですから、料理を食べなさい
なくなったら皿を食べなさいね


分かったー
ところでせーがは食べないのかー?


先程まで貴女と一緒に食べていたでしょう?
私はもう充分です
これ以上食べられません


沢山食べないと身体壊すぞー

貴女は貴女で食べ過ぎて身体を壊しますよ

丈夫な身体だから大丈夫
食べ過ぎて身体を壊しても、食べれば治るからなー


悪循環な気がしますね

…ん?
生肉の匂いがする


まるで幽々子のような暴食をしている女性に急に見つめられる
目が…獲物を狙っている幽々子の目をしているのだが…
これは捕食者の目だ
彼女は本気で俺を食べようとしている


芳香、それは人間です
人間を食べてはいけません


分かったー

すみませんね、驚かせてしまったようで
彼女も悪気があったわけではないのです
ただ少し食事に関して見境がないだけで
許して頂けませんか?


ごめんなー

青い髪の女性と先程捕食しようとした女性に謝られる
…それにしても、俺を捕食した方の女性に見覚えがあるのだが
幽々子の反応があまりにも酷い時に見たような…


それにしても、私はともかくこの子までご招待頂けるとは思いませんでした
てっきり主催者の方から嫌われていると思っていたものですから
過去にあることがあったようですし


思い出した
そう言えば幽々子はこの女性に食べられそうになっていた
あの時は幽々子にも被捕食者がいるのかと驚いたものだ
あれによって、幽々子は燐を借りてくる為飼い主にお願いしにいったのだ
もっとも、実際に借りた時には彼女と和解していたので、違う理由で借りることになったのだが


あの亡霊、いつもこんなに美味しいものを食べているのかー
羨ましいなー
(ばりばり)


芳香、それは箸です
いくら何でも、何の疑問も抱かずに箸を食べる方は貴女だけだと思いますよ


先程青い髪の女性が言っていた通り、彼女は食に対して見境がないようだ
箸は食べるものではないが
彼女を放っておいたら大惨事になるのではないだろうか?
気が付いたら荒野になっていた…ということも、この食事の勢いだと考えられる


本当にごめんなさい
後日弁償致しますので
私は霍青娥、この子の主です
芳香、貴女も彼に名乗りなさい


私は宮古芳香だー
よろしくー


思いがけず自己紹介をされる
こちらとしては仕事がやりやすくなってありがたい
料理を作る妖夢は、皿や箸がなくなったことに頭を抱えるだろうが
さて、名前も分かったことだし、封書を確認してみよう
彼女達の封書は…ない


お、何だか美味そうなものを持ってるなー♪

芳香、あれは紙です
せめて皿に乗っている物に興味を示すようにしてください


このままでは封書まで食べられてしまう
これを食べられたとなったら、幽々子に何をされるか分かったものではない
俺は封書を食べられないよう、さっさと逃げることにした




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花見だよじゃせん