名前:西行寺 幽々子
189面ボス (8でショートカット説明書)
餌を与える
太子様、お酒をありがとうございます、屠自古
それにしても…昔も今も桜は変わりませんねそのようですね
長い時間であらゆるものが変わってしまいましたが、こうして変わっていないものを見ると落ち着きます屠自古!
虎がいたぞ! 虎!
思っていたより可愛かった!
ちょっと触ってくる!お前もまったく変わらないな
いっそ虎に食べられてしまえば良いのに何だと!
大根の癖に生意気なことを!ああもう…
これをやるから少し大人しくしてろこれは何かの?太まきですね
とても美味しかったですよふ…布都まき!?
それは勘弁してください!
前に変な亡霊にそう言われたと思ったら、海苔に巻かれて食べられそうに…それは面白いな
ちょっと海苔を貰ってくる花見なのでどこもかしこもそうなのだが、ここは特に騒がしい
騒がしいと言っても、騒がしくしているのは一人だけだが
それにしても、変な亡霊か
そんなことをする亡霊の心当たりが一人いる
心当たりが当たっていたら、彼女は今まさにその亡霊の住処にいるわけなのだが
彼女はそれを知っているのだろうか?あら、どなたかがいらっしゃったようですねそこのおぬし!
確か会場案内をしていた者だったな!
頼む、包丁を貸してくれ!
今日こそその大根脚を切り落として、煮物にして食べてやる!言ったな
ならば私には海苔を持ってきて欲しい
布都巻きにして虎と亡霊、ついでに芳香のところに持って行ってやんよ!そこまでにしなさい
何故貴方達はこのような場所でも喧嘩をしようとするのです太子様、大丈夫です、我にお任せを!
必ずや勝って大根の煮物を進呈してみせます!太子様は布都巻きの方が好物だぞ
さっき聞いていただろう?
「とても美味しかった」と
…やってやんよ!戯れは終わりじゃ!!?!?まったく貴女達はいつもいつも!
少しくらい仲良く出来ないのですか!
しかも今日会ったばかりの彼まで巻き込もうとするなどと!
恥を知りなさい!ごめんなさい…すみません…お見苦しい場面をお見せしましたねどうやらヘッドフォンのようなものを付けている少女は彼女らの上司にあたるようだ
彼女の一喝により、さっきまでの争いが一瞬にして止む
あのままだと弾幕勝負にまで発展しそうな勢いだったので、主催者側の人間としては助かった
ところで…何となくだが俺はこのヘッドフォンの少女を知っている気がする
見たことはないはずなのだが…
仕事のこともあるのだが、俺はそれ以上に個人的な理由で彼女達の名前を聞いてみた名前ですか?
私は豊聡耳神子と申します私達も名乗っておこうか
私は蘇我屠自古だよ
先程はすまなかった我は物部布都と申すぞ
さっきはすまなかったの
これからは普通に花見をすることにしよう名前を聞いたので封書を確認してみる
…ないな
ところで、さっきは知っている気がすると思っていたが、神子の名前を聞いてもいまいちしっくりこなかった
そこまで個性的な名前なら覚えていると思うので、多分見たことも聞いたこともないのだろう
勘違いだったのだろうか?
それよりも、屠自古と布都の方が知っている
やはりあの蘇我と物部なのだろうか?ん?
我をそんなに凝視してどうした?
ま…まさか…我に恋心を…
い、いかんぞ!
我とおぬしは今日会ったばかりではないか
そういうのはまだ早いというか…何というか…絶対に違うだろう
あれだけ騒ぎ立てておいてお前を…まあ私もだが…惚れる奴はまずいないその通り、惚れてはいない
そもそも勘違いされるほど凝視はしていないと思うし、彼女だけを見ていたわけでもない
どうしてこうなったあ、わ、我は少し用事を思い出した
すまんの
今度ゆっくりと話をしよう勘違いをしたまま、そう言って布都はどこかに行ってしまった
誤解を解きたかったが、既に布都は追いつけない位置にまで移動してしまっている
…俺も移動しようか
俺は残っている二人に移動する旨を伝えると、他の場所へと移動した移動
花見だよたいし