名前:西行寺 幽々子

189面ボス   (8でショートカット説明書)

餌を与える

みんなとても楽しそうね
…妬ましいわ


わ…私達も楽しく飲もうよ…ね?

キスメ、良いことを言った
それじゃ改めて乾ぱーい!


か、乾杯!

乾杯

いやー、お酒も料理も美味しいし、桜は綺麗だし
来て良かったよ


確かに綺麗な桜ね
地底では見れないから余計にそう見えるのかしら?


あ…ヤマメちゃん、桜が…
(さっさっ)


ん、ありがとうキスメ
キスメは優しいね


えへへ…

…妬ましいわね

何だか異様なところに来てしまった
逐一妬ましさを感じる女性に、何故か桶に入っている幼女
まともなのはリボンを付けた少女くらいか
幻想郷には変な人が多いらしいが…これは異様だ


あ…!
(ササッ)


どうしたのキスメ?
急に私の影に隠れちゃって


人間ね
さっき会場案内をしていた人かしら?


キスメは相変わらず人見知りだねー

ご…ごめんなさい

えと、さっきはどうもね
主催者の関係者かな?
楽しませてもらってるよ


あ、ありがとう…ございます

それにしても、主催者も随分呼んだわね
まさか地底に住んでいる私達まで呼ぶなんて
ここは毎年これだけの規模の花見をするのかしら?


ここの花見は俺も初めてなのでよく分からない
幽々子の性格から考えれば、毎年呼んでいそうな気もする
最も、呼んでいなくても来そうな者もいるが
実際はどうなのだろうか
取り敢えず、俺は金髪の女性に分からないということを伝えた


もしかして貴方も初めて?
最近ここに来た人なのかな?


冥界に生きた人間が来るのも珍しいと思うわ
そんなことをしそうな人間なんて、地底に我が物顔で入って来たあの二人位だと思うわよ


あれは酷かったねー
私はただ警告しに行っただけなのに、いきなり襲ってくるんだもん


うう…

貴方が何故ここにいるかなんて考えても仕方がないわね
取り敢えず、地底の者が主催者にお礼を言ってたと伝えて頂戴


自分で言いに行けば良いのに

あの亡霊と私は合わないわ
あのふわふわした性格…私には妬ましくて


ああー
確かにパルスィとは合わないかもね
私とは結構合いそうだけど


ヤマメちゃんは誰とでも話せるしね
羨ましいな…


キスメは人見知りだし仕方がないと思うよ
それが可愛いんだし


ふええ…!

確かに可愛いものがある
保護欲をそそられると言うか何と言うか


妬ましいわね…

そう思っていると突然ジト目で金髪の女性に見られる
何だか怖い
…そうだ、仕事をしよう
気持ちを切り替えるべく、俺は封書を渡す仕事の説明をし、3人の名前を聞いた


名前?
私は黒谷ヤマメだよ


水橋パルスィ

え…えと…
キスメ…です


3人の名前を探していく
しかし、どの封書にもそれぞれの名前は記載されていなかった


どうやら私達宛てのものはなかったみたいだね

残念…です

まあ、ないものは仕方ないよ
貴方は仕事に戻るの?


ここでの仕事がない以上、俺はまた移動をしないといけない
ヤマメの問いに対しそのように答えた俺は、別の場所へと移動を始めた


お仕事…頑張って下さい



移動
花見だよちてい