名前:西行寺 幽々子

189面ボス   (8でショートカット説明書)

餌を与える

宝塔…どこに行ってしまったのでしょう…

いなくなったと思ったらこんなところに
宝塔なら私が持っているよ
お酒を飲んでると危ないから、さっき拾った時に預かっといた


あら、御迷惑をおかけしましたねナズーリン

それじゃ戻ろうか
あまり遅いと聖が心配するだろうし


いえ、折角ですからここで暫く桜を見てからにしましょう
聖の近くだとゆっくりと見れませんし


まあ確かに、聖の近くは妖怪ばかりだしね
ゆっくりと桜を楽しむどころではないかな


こんなに綺麗なのに、すぐに散ってしまうのですよね
聖はこれを見てどう思っているのでしょう


案外桜なんて見ていないかも知れないよ
さっきも言ったけど、聖の周りは桜ではなく妖怪が沢山だし

…?


どうかなさいました?

人間が来たみたいだね
尻尾の子が反応したよ


あら、初めまして
聖に御用件ですか?


俺が来たところには鼠と虎がいた
虎の方は法衣のようなものを着ている
僧侶か何かなのだろうか?
そして、聖とは誰なのだろう?
彼女達の関係者のようだが…


どうやら違うみたいだね

それは残念ですね
聖はとても素晴らしい方なのに
丁度良い機会ですし、聖に一度会ってみませんか?


さすがに苗字だけ言われて会わないかと言われても、会う人なんていないと思うよ

それもそうですね
聖は命蓮寺の住職をしているのですが、人間でありながら人間にも妖怪にも優しい方なのですよ
とても素晴らしい方です


これは勧誘なのだろうか?
先程から虎が聖という者の素晴らしさについて語っている


そのくらいにしておこうよ
あまり話し込んでいると桜を見るという目的から逸れていってしまう


あ、そうでした
それにしても立派な桜ですね
お手入れは誰がなさっているのでしょう?


恐らくそれは妖夢だろう
この白玉楼の庭師だし
よく考えると、よくこれだけの庭を手入れ出来るものだ


これだけの桜…手入れもさぞ大変なのでしょうね

ところで一つ聞いても良いかい?
君は私達のところに来たみたいだけど、私達に何か用なのかな?


鼠の問い掛けに対し、俺は今している仕事について答えた

封書か…
あまり興味が湧かないな


貴女の好きなものではないのですか?

私の好きなものは台所に有り触れているものだよ

心の篭った封書も立派なものですよ
あ、私は寅丸星と申します


私はナズーリン

星にナズーリン…っと
…あるな




封書を渡す
花見だよびしゃもん