名前:西行寺 幽々子

189面ボス   (8でショートカット説明書)

餌を与える

ふう…
やっと一息付けましたね
でも、まさか幽々子様並の食欲を持った方がいるなんて
お陰で追加の料理が大変でした
結構準備したのに…


花見会場から少し外れた場所で、妖夢がくつろいでいた
話の内容からすると、つい先ほどまで追加の料理を作っていたようだ
それにしても…妖夢も言っていたが、幽々子並の食欲を持った者がいるのか…
あの食事量を二人分
さぞかし骨の折れる作業だったであろう
俺は近くにあった酒を持って妖夢の元に向かった


あれ、貴方は…
幽々子様のところに行ってるものだと思ってました
…あ、どうもありがとうございます


妖夢に労いの言葉を掛けつつお酒を注ぐ
妖夢の言葉通り俺は幽々子の元に行き、そして現在郵便配達のようなことをしている
俺は酒を注ぎながら妖夢にそう言った


そうだったんですか
お互い大変ですね
あ、貴方もお酒をどうぞ
二人で乾杯といきましょう


妖夢が苦笑いをしながら俺に酒を注ぐ
二人の器が満杯になったところで、器を当てて乾杯をした


お疲れ様でした
…と言っても貴方はまだ仕事が残ってますね
すみません
何だか付き合わせてしまったようで


俺としては全然構わない
急いでやれということは言われなかったし
それに、幽々子と3人でいることはよくあっても、妖夢と二人ということは滅多にない


貴方が来てからもう結構経ちますね
あの時は幽々子様が貴方を連れて来た真意が分かりませんでしたが…今はこれで良かったと思います
これからも3人、仲良く暮らしていきましょう


3人で…か
幽々子が俺や妖夢を弄り、妖夢は暴走する
騒がしいがとても楽しい毎日
これが続けば、どれだけ幸せなのだろう


そういえばさっきから気になってたんですが、貴方の郵便配達って具体的に何をしてるんですか?
もし迷惑でなければ手伝いますけど


妖夢の提案を断った
今まで散々働いていた妖夢に手伝ってもらうのは気が引ける
それに、これは俺がしなければ意味がない
ところで妖夢宛ての封書はあるのだろうか?
仕事の話が出たついでに、俺は妖夢宛ての封書を探してみた
…あるな




封書を渡す
花見だよよーむ