待ってるどころか始まってるじゃねーか…
という突っ込みをしたくなる光景が、花見会場では起こっていた
完全に乗り遅れている
これはひどい
もう始まっちゃってるねー
それじゃ、あたいも楽しんでこよっかな
お兄さんも存分に楽しんだ方が良いよ！
それじゃまたねー！
（スタタタ…）
燐はそう言うと颯爽と花見会場を駆け抜けていった
さすが猫だ
あっという間に見えなくなってしまった
さて…俺はどうしようか？
お、あんたは
突然目の前にめでたい配色の人が現れた
確かハロウィンの時にあったような気がする
タダでお菓子が食べ放題とか言っていたような…
ハロウィンの時以来かしら？
あのときは悪かったわね
あまりにも空腹過ぎて人間をコテンパンにするところだったわ
私は博麗霊夢
霊夢で良いわ
博麗…ということは、彼女が博麗神社の巫女なのだろう
そう言われると、このめでたい配色の服も巫女装束に見えないこともない
なぜ腋を出しているのかが気になるが
俺はそんなことを考えながら自分の名前を名乗ろうとしたが、霊夢に遮られた
名乗らなくてよいわ
幽々子からある程度聞いているし
貴方は外の人間なんだってね
もし外の世界に帰りたくなったら私に言いなさい
お賽銭さえくれたらいつでも帰すわよ
それじゃあ彼からお賽銭を貰うことは不可能ね
紫？
何でよ？
俺達が話している最中、紫が話に入ってきた
後ろには藍もいる
それにしてもこの話の割り込み方、流石BB…
（ゴスッ）
色々あったから
まったく…嫌なことを思い出しちゃったわ
藍、お酒を持ってきて頂戴
はい、ただいま持って参ります
…申し訳ありません
主が粗相をしてしまって…
あ、そういえば幽々子様が探しておられましたよ
藍は横腹に強烈な一撃をもらって呻いている俺の耳元でそれだけ呟くと、そそそくさとお酒を取りに行った
さて…また紫に殴られないうちに、俺も幽々子を探しに行くか
俺はよろよろと立ち上がりながら、幽々子を探しに花見会場の中に入っていった
幽々子の元へ
という突っ込みをしたくなる光景が、花見会場では起こっていた
完全に乗り遅れている
これはひどい
もう始まっちゃってるねー
それじゃ、あたいも楽しんでこよっかな
お兄さんも存分に楽しんだ方が良いよ！
それじゃまたねー！
（スタタタ…）
燐はそう言うと颯爽と花見会場を駆け抜けていった
さすが猫だ
あっという間に見えなくなってしまった
さて…俺はどうしようか？
お、あんたは
突然目の前にめでたい配色の人が現れた
確かハロウィンの時にあったような気がする
タダでお菓子が食べ放題とか言っていたような…
ハロウィンの時以来かしら？
あのときは悪かったわね
あまりにも空腹過ぎて人間をコテンパンにするところだったわ
私は博麗霊夢
霊夢で良いわ
博麗…ということは、彼女が博麗神社の巫女なのだろう
そう言われると、このめでたい配色の服も巫女装束に見えないこともない
なぜ腋を出しているのかが気になるが
俺はそんなことを考えながら自分の名前を名乗ろうとしたが、霊夢に遮られた
名乗らなくてよいわ
幽々子からある程度聞いているし
貴方は外の人間なんだってね
もし外の世界に帰りたくなったら私に言いなさい
お賽銭さえくれたらいつでも帰すわよ
それじゃあ彼からお賽銭を貰うことは不可能ね
紫？
何でよ？
俺達が話している最中、紫が話に入ってきた
後ろには藍もいる
それにしてもこの話の割り込み方、流石BB…
（ゴスッ）
色々あったから
まったく…嫌なことを思い出しちゃったわ
藍、お酒を持ってきて頂戴
はい、ただいま持って参ります
…申し訳ありません
主が粗相をしてしまって…
あ、そういえば幽々子様が探しておられましたよ
藍は横腹に強烈な一撃をもらって呻いている俺の耳元でそれだけ呟くと、そそそくさとお酒を取りに行った
さて…また紫に殴られないうちに、俺も幽々子を探しに行くか
俺はよろよろと立ち上がりながら、幽々子を探しに花見会場の中に入っていった
幽々子の元へ
花見だよ03