ミスティア
私の御褒美について、特に思い付かなかったらしい。
それならどうしようか。
御褒美なのだから、彼女のして欲しいことをしたい。
私が私の考えでやると大体やり過ぎるし。
取り敢えず彼女の頬を撫でながら、無駄にエッチに囁いてみる。
芳香
返事が素敵だ。
まるで無垢な子供の様な返事が返ってきた。
こういった前向きな方は好きだ。
私も前向きだからかもしれない。
死人が前向きというのもおかしいけれど。
いや、むしろ前に行けないからこそ前に進もうとする気持ちが大事なはずだ、多分。
さとり
睡眠薬入りご飯をどうするのかと聞かれたが、実際入れるつもりはなかった。
ただ単にその言葉を聞いてビクビクする彼女が見たかっただけだったし。
しかし、とある紳士が言っていた。
「幽々子もやってることは俺達と変わらない」と。
セクハラなんて今まで(多分)していないのに、だ。
そんな風に思われているのなら…やってやんよ!
04月21日