ミスティア
彼女の叫び声で目が覚める。
一体何があったのだろう…と思ったら、私は裸だった。
そう言えば彼女をからかう為、寝る前に脱いだのだった。
予想以上の反応が返ってきた。
さて、彼女も起きたことだし、失神させたことを謝っておこう。
失神させたのはキスが原因だけれど、それは敢えて言わない。
はたて
私の髪について褒めてもらった。
確かに私も手入れは欠かしていない。
しかし、彼女の綺麗な黒い長髪には負けてしまう。
触り心地も良いし。
おかげで頭を撫でる行為が止まらない。
さとり
あの「ラブ」と「ライク」は素で間違えたらしい。
そのことに恥ずかしがっている。
可愛かったので頭を撫でる。
さて、弄りはここで終わらせ、彼女に火車を返す旨を伝えた。
火車のおかげで大分花見の準備が助かった。
出来ればもう少しお借りしたかったけれど、それは欲張りだろう。
04月28日